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再びクマー!! [旅行・出張]


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散歩を兼ね円山動物園でシロクマ見物、、

2ヶ月前に来た時は、母クマ・ララと双子の子グマ・イコロとキロル
による愉快なシロクマ一家の様子を見物できたが、その後、ララの次の
繁殖の為に双子は帯広動物園へ移動し、替わりに双子の姉であるピリカ
が里帰りし、さらに双子の育児中に釧路動物園に隔離されていた父クマ
のデナリが女房・ララの元へと帰ってきた、、


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円山動物園へは、除雪されたアスファルトの舗道もあるが、
散歩も兼ねているので、あえて雪の多く残る円山原生林に
設けられた遊歩道で動物園に向かう、、


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人の通った足跡を伝って歩いてゆくが、近道しようとして
レコードライン?を踏み外すと雪にズボッた、、

除雪等はされていないので、膝上まで埋もれて少し焦る、、


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街中凍結の札幌では、春はまだ遠い事の様に感じられるが、
木の根元の雪がまるく融け始めている様子がみられ、
雪解けが近いことを伺わせる。


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入園してシロクマ館へ向かうと、手前の飼場にピリカがいた。

ピリカが産まれた4年前には、愛くるしい顔立ちにちょっとした
ブームとなったらしいが、なるほど、噂通りの美少女だった、、


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ピリカを眺めていると、時折立ち上がって吠えるような
仕草をみせる。


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ピリカの視線の先には自らが幼少期を過ごしたララの飼場。

そして、大好きなお母さんの姿が見える。
今すぐにでもララの元に行きたいという仕草だろうか、、


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一方のララは、そんな娘の気持ちを知ってか知らでか
娘に一瞥をくれるだけで同じ所を行ったり来たりしている。

いまだに居なくなった双子を探しているのか、
それとも帰ってきた亭主がウザいのか、、、


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こちらは亭主のデナリ。

渡世人の様な顔つきで風格十分だが、子育てに忙しかった
女房に構ってもらえず、ちと寂しそう、、


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どっしりと動かないデナリだが、たまに行き交うララの前に
立ち塞がる様に近寄ろうとするが、、、


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ララに逃げられる、、


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チッと舌打ちをする様に不貞腐れるデナリ、、

デナリ君。 私は君の味方だよ、、


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そんな両親の姿を垣間見ながら、ピリカはお客さんに
愛嬌を振りまいておりました、、、


もちろん、実際にクマがどう思ってるかなんて
わからないので、勝手な妄想なのですが、、
再びクマー!!の話でした、、


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さっぽろ雪まつり2010 [旅行・出張]


1ヶ月振りに札幌へ行ったので、
遅ればせながら雪まつりネタ、、

最高気温が氷点下な日々の2月の札幌で
お楽しみといえば雪まつり。

お馴染みの大通公園に並ぶ雪像を観に行った。


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いきなりデカイ、ちびまるこちゃん、、、
しかも、まるちゃんだけがひと際デカイし、、


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続いて、よくわくからんがドイツの教会。
このデカさは、もはや建築物、、


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次はハワイのイオラニ宮殿。
ブルーのライトアップが更に寒々しさを強調し、
とても常夏のハワイの建物に思えない辺りがなんとも、、


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中雪像ながら人気があった、オードリーのあの人、、

この辺の雪像は雪が降っても雪落としされてなくて、
微妙に表情が変わってしまっている、、


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夜は、すすきの会場へ氷の祭典を観に行った。
ニッカウイスキーのおっさんは、道頓堀のグリコ
くらい有名な、すすきののシンボル、、


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まだ開幕して間もなかったので製作中の雪像も
たくさんあったが、人気があったのは
「あしたのジョー」と「お台場のガンダム」と、
写真の海産物入りの「竜宮城」、、


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ふたたび大通会場へ戻って、今回の雪祭りのシンボル的
雪像だった「北の動物園」。

前回の記事で紹介した円山動物園のシロクマ親子や、
旭山動物園のペンギンなど、リアルな雪像は見応えがあった。


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こちらも人気の「あの」キャラクター、、
こんな過疎ブログだが、一応、検索に掛からぬ様に伏せとこ、、

しかし、日中よりも夜の方が雪像の表情がハッキリ見えて、
寒さに耐えられるのなら夜の見物の方がいいかも、、


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今回の雪像群の中で、自分的にNo.1だったのは、
このマイケルの雪像、、

タイムリー性もさることながら、リアルなポーズも
格好よくて、足を停めて観賞する人も多かった。


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最後は氷の広場から観たテレビ塔。
広場はクリスマスのイルミをそのまま再用していたが、
ライトアップされた氷彫刻越しのテレビ塔も
雰囲気がとても良かった。


大通公園は1丁目から12丁目まで12のブロックが
帯状に連なる公園だが、端から端までは片道1.5キロもある。

雪の中を往復3キロ歩くのも大変だし、まして極寒に耐えられるか
不安だったので、12丁目までタクシーで行き1丁目へ向かったが、
雪祭り中は北側と南側の歩道は一方通行にされていたので、
雪像を全部まわろうと思ったら、各ブロックをグルッと一周する
必要があり、単純に往復するより余計に歩く羽目になった、、、

タクシーで12丁目から攻めようと思いついた時には
我ながら賢いアイデアだと、自惚れたもんだが、、、


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今日はクマー!! [旅行・出張]


ネタ切れに付き、札幌円山動物園のシロクマ・ツインズ
の写真でごまかしときます、、

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円山動物園には2008年の12月に産まれた双子のシロクマがいる。

JALとか狸小路商店街のキャンペーンで双子の存在を知り、
ちょうど1歳の誕生日を迎えた12月の中旬に散歩がてら
観に行った、、

まだ1歳とはいえ、ホッキョクグマはやはりでかくて、
最初に観た時はどれが親だか子供だか区別がつかなかった、、

しかし、並んでみると親クマに比べてひとまわり小さい。


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んで、12月の時はまだ雪も少なかったので、どうせなら
雪の中のシロクマを観てみたいと思い、1月の某日に
北海道神宮へ初詣した帰りに円山動物園を再訪した、、


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約1ヶ月振りに観た子グマは更に大きくなっていた。

いきなり母親の見守る中、双子の子グマによる壮絶な
バトルが繰り広げられていた、、迫力満点。


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この双子、1頭は「イコロ」くんで、もう1頭は「キロル」くん。
もちろん自分には区別はつけられない、、


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闘っている、と言うよりはじゃれ合ってる様にも見えるが、
決まり手はしっかりと相手の急所に噛み付いているので、
こうやって狩りの訓練をしているのだろう、、


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ひとしきり兄弟でバトった後は、母親クマに甘え出した、、

因にこの双子の母クマの名は「ララ」といい、旭山動物園の
「ルル」とやはり双子の姉妹との事。


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最も親子関係がハッキリするシーン。

こんな図体なのに、1歳じゃまだ子グマなんだな、、


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おや、遊び疲れて寝ちまったのかい、、
母クマ「ララ」の優しそうな表情が印象的。


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しかし、この双子たちが母に甘えられるのもあと数日。

ララの次の繁殖計画の為に、双子たちは2月の中旬頃に
帯広動物園に旅立つそうだ。


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帯広では兄弟一緒に暮らすそうだが、それもつかの間で、
近いうちに海外の動物園に転籍する計画らしい。

野生のシロクマは2年くらいは母と兄弟で過ごすらしいが、
ホッキョクグマは絶滅危惧種に指定されているので、
種の保存を優先するのは、仕方の無い事か、、、

と、いうわけで今日はクマー!!の話でした、、


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五稜郭と函館グルメ三昧 [旅行・出張]

函館ドライブの続き、、、

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翌日は雪こそ残るものの、青空が広がり穏やかな天気。
さっそく、このドライブの最大の目的である函館朝市へ、、

7年振りくらいに訪れたが、写真のどんぶり横丁など
随分と綺麗に様変わりしたもんだ、、


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どんぶり横丁の中にある「一文字」という店で、
目的の塩ラーメンを食す、、

本当は過去に訪れた際に食べた「海峡」という店の
塩ラーメンがお気に入りだったのだが、閉店した模様、、


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しかし、この「一文字」の塩ラーメンも「海峡」に負けず劣らず、
美味しかった、、 ただ、スープは海峡よりもちと濃いめ。

というか、ホタテにイカ、ワカメ、バターコーンって北海道の
おいしいとこ、どっさり入ってて美味く無い筈はない。

函館じゃ「あじさい」って店が有名だが、これは千歳空港や
札幌駅でも食べれるので、とりあえず「一文字」お薦めです、、


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続いて市場内にあった、「駅二市場」でワンコイン丼を食す、、

今ラーメン食べたばかりなので、おばちゃんに話して
ご飯を少なめにして貰ったが、それでもネタ満載で
500円以上のボリューム感あり。

とにかく市場だけにネタは間違いない、、

この駅二市場にはイカの生簀から自分でイカを釣り上げ、
その場で刺身に調理してくれるコーナーがあったが、
生体反応のある食べ物が苦手なので、遠慮した、、、


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本当は市場をうろついたら、さっさと札幌へ帰ろうと
考えていたのだが、前日、函館山から見えた五稜郭タワーが
かっこよかったので、急遽、寄り道した。


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当然というか、タワーの展望台からは五稜郭が一望でき、
宇宙からもはっきり見えるという、五角形の濠を眺めた。

ちょっとタワーの影が邪魔だけど、、


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こちらは函館競馬場と湯の川温泉。

リッチだったら、湯の川温泉でも泊まりたかったけど、
連休中で宿泊代高騰の為、断念、、


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函館山から突き出した立待岬。
なんかここから見ると新型新幹線にみえる、、

写真のサイズを落として消えてしまったけど、
津軽海峡越しに青森の下北半島がうっすらと見えていた。


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このタワーのすぐ近くにあった、ハンバーガー屋さん。
「ラッキーピエロ」という名前で、地元で人気らしい。

行列が出来ていて15分はかかるとの事だったので、
帰り道の大沼公園付近の店舗に寄った。


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とりあえず人気No.1という「チャイニーズチキンバーガー」
を食べたが、道南産のサクサクチキンとたっぷりレタスは、
食するに値しまっせ、、

自分の中では、バーキン、A&W、佐世保ヒカリ、ウェンディーズ
と並ぶお気に入りとなりました。

*バーキンとウェンディーズはもう国内では食べれないけど、、

*訂正/バーキンは首都圏に数店舗あるそうです、、
   海外でしか食べた事が無かったもんで、、

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函館山ハート伝説 [旅行・出張]


再び札幌より、1ヶ月前のネタを更新、、

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お馴染み、函館山の夜景。
この日は連休を利用して札幌より函館へドライブ。

函館も4度目だけど、夜景は1度しか観てなかったので
脳内アップデートを兼ねて函館山へ、、


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札幌から雪道をズルズル走る事、5時間、、
なんとか夕暮れ時に間に合って、ロープウェーで
めちゃくちゃ寒そうな山頂へ、、


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おお、夜景が始まってる、、

日本三大夜景などと呼ばれるが、六甲は夜景の規模が凄く、
長崎の稲佐山(2年前にも行った、、)は夜景の色が綺麗。

そして、この函館山は強いて言うなら、、、、寒い。


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以前に訪れた時は夏だったけど、やっぱ寒かった、、

ただ、シティ側と反対の津軽海峡側のイカ釣り舟の漁火が
ズラッと並んでて、感動的なほど綺麗だったのを良く覚えている。

しかし、イカソーメンの旬は夏。 最盛期はとっくに過ぎて
ほんの2〜3隻の漁船の灯りが見えるだけ、、、


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暗くなるまで寒いので土産コーナーで時間を潰したが、
そこで函館山の"ハート伝説"なるものを知った。

何でも夜景のどこかに”ハート"が隠されており、
見つけると幸せになれるとか、、、
(かなりイケズな書き方、、)

最初は分からなかったが、寒さ凌ぎに再び土産コーナーに寄り、
ハート伝説の解説をよく読んだらすぐに分かった、、

よくあるパターンで、自分で見つけないと幸せになれないそう
なので、ネタバレは避けます、、


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ライトアップされた青函連絡船「摩周丸」がよく見えた。

かつての函館駅・青函連絡船乗り場に
現在では記念館として係留されている。


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こちらは五稜郭タワー。

そういや五稜郭って行った事が無かったので、
翌日は朝市でラーメン食べて札幌へすぐ帰ろうと
考えていたのだが、五稜郭も行く事にした、、


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宿泊したホテルから五稜郭が近かったので、
食事がてら五稜郭まで散歩、、

と思ったけど、寒かったのでタワーの写真だけ撮って
すぐに居酒屋へ直行しました、、、

教訓:北海道の冬は手袋と耳当て(or帽子)
   そして、おっさんはパッチが必需品です、、
  (クルマで行ったので、ちょっと舐めてた、、)


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美瑛・青い池 [旅行・出張]


これもやはり1ヶ月前のネタ、、

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丘の風景でおなじみの美瑛。
ある意味、最も北海道らしい風景が広がり、
お隣の富良野と並んで人気の観光スポットだ。

北海道観光の定番地であるだけに、自分も既に4回
訪れていたが、飛行機の機内誌で紹介されていた
「青い池」が美瑛にあった事を知り、札幌からドライブ、、


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夏にラベンダー鑑賞に訪れた中富良野を経由して、
山道を華麗なハンドル捌きでキツネアタックをかわし、
一路、美瑛町の白金温泉へ、、

しかし、道内をドライブするとキタキツネをよく見かけるけど、
すばしっこいので、写真に収める事が出来たのは初めて、、


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なんか工事現場の駐車場のような場所へクルマを停めて、
林道を歩くこと5分くらいで青い池に到着、、

割と有名なスポットだったらしく観光客が多く、クマの心配は
無さそうだが、立ち入り禁止の看板の先はクレー射撃場
なので、それはそれで注意が必要な場所らしい、、


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立ち枯れた樹木の下に広がる「青い池」は、
十勝岳より流れる美瑛川の砂防ダム建設の副産物で、
人工池であるが故に正式名称は無く、便宜的に
見たまんまの「青い池」という俗称になったという、、

元々この美瑛川は付近の温泉成分と混ざった青く濁った
水が流れていたが、このダム工事の影響で塞き止められて
ここに池が出来たらしい、、


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今年は、神の子池、積丹半島、そして摩周湖と
いろいろな”ブルー”を観てきたが、それらのブルーは
水の透明度に起因するけど、こちらはバスクリンを
入れたお風呂の様な青白く濁った水、、


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しかし付近の風景と、この青白い水がよくマッチしていて、
雰囲気はめちゃくちゃ良い。

例の砂防ダムより上流方向を眺めると、正面に十勝岳の勇姿が
望めた。


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お気に入りコンデジの12倍ズームで山をアップ、、

そういえば、望岳台という十勝岳を望める展望台が
あったことを思い出し、そちらに移動。


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望岳台より望む十勝岳。

ここまでくればズームなど姑息な手を使わずとも
迫力のある十勝岳が望める、、

ここは2度目だが、冬に訪れたのは初めてだったので
雪を冠った大パノラマに圧倒された、、


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日も暮れかけて、夕日に染まる十勝岳、、

寒かったけど日没まで粘って良かった、、


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冒頭のとおり、この記事は1ヶ月前のネタで、
現在では雪道になっていると思われるので、
訪れる際は最新の情報をチェックしてください、、

この時既に、望岳台から富良野へ抜ける道は
冬期閉鎖でした、、よって帰りは旭川から
退屈な道央道ドライブ、、、、、


青い池




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摩周湖〜3度目の正直 [旅行・出張]


更新が遅く、既に1ヶ月前のネタになってしまったが、
今年3度目の道東旅行の最終日は知床斜里から摩周、阿寒を
抜けて釧路空港に戻るという王道コース、、


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この前日、知床半島は大荒れの天気だったものの、夕方くらいに
なって雲が切れ始め、少し薄日が差していたので翌日に期待したが、
朝起きてホテルのカーテンを開けると多少雲が残っているものの
斜里岳が綺麗に望めた。


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知床連山も3度目にして初めて綺麗に望めた。
思わず、知床半島へ戻ろうかと一瞬考えたが、
この日の最大の目的は摩周湖を拝むこと、、

この天気ならば霧も晴れているだろうと期待する。


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時間が経つにつれ雲が少なくなってゆく。

あの斜里岳の裏側に過去2度訪れて、何れも霧でその姿を
観る事無く退散した摩周湖がある。


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いよいよ摩周に入る。 右手に硫黄岳が見えてきた。

前回ここを走った時はあまり綺麗に見えなかったが、
この青空の下、岩肌から噴煙をあげる硫黄岳は迫力があった。


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摩周の外輪山を昇り、摩周湖の展望台へ。

前回はこのあたりから霧が濃くなってゆき、こんな景色も
望めなかったが、硫黄岳の向こうに屈斜路湖も見渡せて、
これだけで充分絶景だった、、


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さらに標高を上げて阿寒側の方向に目をやると雪を冠った
雌阿寒岳と阿寒富士が綺麗に見渡せた。

快晴の日でも摩周湖の湖面だけは霧に覆われている事も多い
らしいので、ここまで来ても摩周湖が見えるか不安だったけど、
この屈斜路、阿寒方面の絶景を見渡せただけで充分満足だった、、

んで、外輪山を超えて摩周湖側に立ち入ると、、


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3度目の正直で、摩周湖を拝む事ができた、、

40年も前にたった一度だけ訪れて、この絶景を見た私の母は、
私が北海道へ行くと告げる度に、
「北海道に行くなら摩周湖だけは絶対に観なさい、、
あの吸い込まれる様な青い湖はここでしか観れないから、、」
などと得意げに語っていた。


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その話を聞く度に、神の子池の方が間近に見れていいわ、、
などとひねくれたもんだが、なるほど、実際に表現しがたい
ブルーの摩周湖を目の前にしたら母の言う事も理解出来た、、


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ロシアのバイカル湖に次いで世界で2番目に透明度の高い摩周湖。
この不思議な感じのブルーは、透明度が高いので青色以外の光を
反射しない為だとか、、

遠くには朝、知床からずっと見えていた斜里岳の裏側も見渡せる。
どっちが表か裏かわからんけど、、


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続いて、阿寒湖へ向かう。
途中でパンケトーという小さな湖を見渡せる展望台へ。

この湖は、北海道の形に見えるということで有名らしい、、
確かに右手前を函館と見立てると、右端が襟裳岬、奥が知床半島、
そして左端が宗谷岬と、なかなかバランスも良い、、


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んで、阿寒湖だけど、過去に2度訪れているせいもあり、
神秘的な摩周湖を観てきた今となってはもはや普通の湖に
しか思えず、写真もいろいろ撮ったけど特にこれといった
ものも無かったので、阿寒湖から流れ出る滝の写真で
お茶を濁します、、、


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本土最東端・納沙布岬〜知床 [旅行・出張]


更新間隔が開きすぎて、少し記事を書く気が失せかけたが、
後に続くネタがつかえているので、無理矢理更新、、


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そんなわけで、道東旅行の続き、、
根室にて本土最東端地区の日の出を見ようと目論んでいたが、
夕べ飲んだ昆布焼酎のせいで朝寝坊、、

なんとか旅館の窓から朝焼けを撮影し、
旅行の最大の目的地である納沙布岬へと向かう。


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根室から車で30~40分走り、本土最東端の納沙布岬へ到達。

日本の最東端は太平洋に浮かぶ南鳥島であり、離島を除けば
北方領土の択捉島であるが、どちらも民間人は立ち入る事が
出来ないので、実質的に日本の最東端へ到達した事になる。


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しかし、最東端であるはずの納沙布岬灯台から沖合を眺めると、
すぐ目の前に北方領土の歯舞諸島が見渡せるので、
極地に来たという感慨はあまり無い、、

それよりも、目の前に見える日本本土からこんなに近い島々が
ロシアに実効支配されているという事実が信じられなくなってくる。


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岬のすぐ傍にある北方館という、北方領土資料館にある展望台の
双眼鏡にデジカメ押し当てて撮影、、

写っている骸骨の様な灯台は、貝殻島灯台。 納沙布岬から
僅か3.7キロ沖合にあり、灯台自体は戦前に日本が建設したものだが、
ここもロシアが実効支配している。

つまり、日本の漁船がこの島に近づくと、ロシアの国境警備艇に
拿捕されて国後島のムネオハウスに拘留されてしまうわけだ。


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こちらは水晶島のロシア国境警備隊の施設らしい。
写真は失敗したが、いかにもロシアって様式の建物も見えた。

島全体は、特に開発されているような雰囲気も無く、
根室半島の牧歌的な風景がそのまま続いている様な感じだった。


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不勉強につき、北方領土問題についての細かい言及は控えるが、
この写真のとおり、国後島などは殆ど知床半島に並列しており、
歴史的な事をあえて抜きにすると、北方領土が我が国固有の領土
であると主張するのは間違いでは無い様に感じられた。

まあ、単純に見たままの感想だけど、、


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根室半島を後にし、知床へ向かう途中の標津町付近で、
大きな虹が見えた。

この位置から見ると、ちょうど虹の左端が知床半島付近で、
右端は国後島付近になる。 

まさに北方領土との虹の架け橋の様だった、、


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知床半島の羅臼に到着し、前回訪れた際に土産用に大量に
購入し好評だった羅臼昆布茶を買うために道の駅に立ち寄ると、
店のおじさんが、食事がまだなら寄って行ってくれと
案内されたのが写真の食堂、、

知床半島に点在する「番屋」という漁師の作業場を模し、
ドラマ「北の国から」にも登場したという建物らしい。


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とりあえず、ここでしか食べられないものと思い、トド肉
の刺身を注文、、

冷凍のまま出てきたが、解凍すると血が臭いので、
凍ったまま食べてくれとの事、、、、

話のネタにはなりそうだけど、あまり食べた事が無いものの、
きっと鯨肉の様な味なんだと思う、、


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羅臼から冬期閉鎖間近の知床峠を抜けて、
オホーツク海側のウトロへ。

こちらはもう冬の様相で、オホーツク海の
荒れ狂った高波が次々と押し寄せていた、、


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観光名所である、オシンコシンの滝付近では
波しぶきが道路にまで押し寄せて、生まれて初めて
白波が強風に煽られて舞い上がる「波の花」を見た、、

前回、天気は悪かったものの、あんなに穏やかだった
オホーツク海の豹変ぶりに冬の到来を実感した、、


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それでも雲が切れて西日が差し込み、翌日の好天を
期待させてくれた。

さらに季節が進めば、この付近は流氷に覆われる。
寒いのは苦手だけど流氷だけは見てみたいので、
またこの地に来る事を決意し、この日の宿泊先である
知床斜里へと向かった、、


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厚岸の牡蛎と根室の秋刀魚 [旅行・出張]


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札幌への出張中に3連休を取り、懲りずに今年3度目の道東へ、、


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今回も7月の旅行と同様に釧路空港を起点とした。
まずはHAC機に搭乗し、日高山脈をひとっ飛び、、


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今回は根室へ向かい、本土最東端の納沙布岬に到達するのが
旅行の最大の目的、、

輝く太平洋を右に見ながらレンタカーを走らせ、
最初の目的地の厚岸町へ。


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この時期の厚岸町といえば何と言っても牡蛎、、
道の駅厚岸グルメパークでは、牡蛎祭りが開催されていた。


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生簀より自分で牡蛎や帆立などの地場海産物を選び、
自分で炭火で焼いて食べるという、バーベキュー形式。



道の駅・厚岸




厚岸の牡蛎は「カキえもん」という独特のブランド牡蛎。
でも広島や松島の牡蛎とどう違うのか解ってないのだが、、

取り敢えずシャブリが欲しくなるものの、悲しいかな
ドライバー、、


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続いて訪れたのは浜中町の霧多布。

きれいな海岸線に目を奪われていると、左手に広大な
霧多布湿原が現れる。


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琵琶瀬展望台より霧多布湿原を望む。

夏に来ると様々な原生花が咲き乱れるそうだが、
その名のとおり霧の多発地帯であり、夏頃だと
この様に湿原一帯を望める日は少ないそうな、、


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予定では日が暮れる前に根室へ到着しようと
思っていたのだが、厚岸で牡蛎を食べ過ぎたのと
絶景続きであちこちで停車して写真を撮りまくった為、
途中の海岸線にて夕陽見物、、

本土の最東端地区での夕陽は、ある意味日本で
一番早い日没か、、


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日も暮れて根室へと海岸線を走るが、途中で
ローカル線の駅に突き当たり、行き止まりになる、、
(手前の十字路を右折すれば根室方面へ抜けます、、)

無人駅で、入場券などは売っていない様なので、
ちょっとお邪魔してホームを散策。

時刻表を見たら一日に4本しか列車が無い、、
しかしこんな人の気配のまるでない地区の駅って
利用者がいるのだろうか、、、、


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そんなこんなで根室に到着、、

夕食は回転寿し!!
ここは「花まる」という、札幌で人気の回転寿司屋、、
根室が本店なので行ってみたが、回転寿しの値段で
地場の新鮮な魚が食べられる有り難いお店です、、

とりあえずこの時期の根室といえばサンマ。
脂の乗ったサンマは絶品でした、、

その後、宿泊した旅館がイマイチだったので、
気を紛らわせる為に牡蛎入ビールと、
「ねむろっこ」という昆布焼酎を爆飲しました、、、


根室花まる 根室店




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浜松しゃもじ/軍鶏のつみれ塩ラーメン [旅行・出張]


2ヶ月振りに浜松へ。

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定宿にしているリッチモンドホテルのすぐ近く、
ゆりの木通りにある「しゃもじ」というラーメン店で食事。

この店は何度と無く訪れているが、
おすすめは写真の軍鶏のツミレ入り塩ラーメン。
軍鶏団子に透き通った塩スープが絶品。

こんなに美味しい塩ラーメンを食べたのは、
函館の朝市で食べて以来、、


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セットの半チャーハンもいけてます、、
チャーハンの旨い店に偽り無し、、

ちなみにラーメン700円と半チャーハン150円で
しめて850円のランチでした、、


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この日はランチで訪れたが、割と深夜まで
営業しているので浜松の繁華街・肴町界隈での
酒席の締めに是非お薦めです、、



しゃもじ




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