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カラオケバカ [音楽・読書]

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自分にとってギャンブル以外の娯楽といえばカラオケ。
聴いた音楽は頭の中でループし、やがて仕事中の鼻歌となり、
運転中の熱唱を経て、オケを求めてカラオケボックスでの発散となる。

最近は、こんなの入ってんの? と言わんばかりに様々な年代の
ちょっとマイナーかなって曲までいろいろ歌えるので
ストレス発散というよりは、もはや自分に酔ったリサイタル。
 
当然オーディエンスは女房ただ一人!(友達いないんです、、、)
グループで来る時は一応、場の空気を読んで最大公約数的な選曲に
なるので、女房1人に被害者になってもらい、ほぼ1人で歌いきっている。

この日も「たまには夫婦だけで外食しよう」と女房を誘き出し、
まんまとカラオケボックスに軟禁した。

このカラオケボックスは精算時に、その日に歌ったリストをくれる。
本当は採点機能での得点が記載されているんだけど、リサイタルでは
採点機能など時間の無駄なので消している為、歌った順番に記載されている。

以下は夕べの曲目リスト。 状況解説付き。
 
karaoke1-1resize.jpg
karaoke2-1resize.jpg

全43曲中(1曲誤入力)38曲を熱唱。 女房がリクエストした5曲も
そのうち2曲(エヴァとパフューム)は自分も歌いきったので全40曲の
大リサイタルでした、、、  アンコール、余裕でオッケーですわ。


今日の夕食:麻婆茄子、ひじき、空豆、みそ汁
昨日の夕食:焼き肉、ビール(外食)
22日の夕食:イサキの煮付け、野菜炒め、みそ汁
21日の夕食:イカとイワシの刺身、大根サラダ、みそ汁

今日のパチンコ:お休み
昨日のパチンコ:お休み
22日のパチンコ:マイナス10K(リンかけ不発)
21日のパチンコ:お休み



今日の1曲:Neil Young/Only Love Can Break Your Heart

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?i=614968&id=614991&s=143462

この日のカラオケリストより選曲。 この曲が収録されている
「After the Gold rush」は、100枚選べと言われれば必ず
リストアップされる名盤中の名盤。 甘い歌声と美しいメロディは
私がカラオケで歌い継ぐ事によって風化させるまい、、、

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You Tube
http://www.youtube.com/watch?v=dEOnocP-A-0&feature=related

amazon
After the Gold Rush


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インテリジェンス小説 [音楽・読書]

今日の読書:手嶋龍一/ウルトラダラー


連休2日目。 結局家から出る事無く、Amazonに注文していて
夕べ届いた小説を読みふけって1日終わってしまった。

何でこの本を読んでみようと思ったか。 
この本の著者である手嶋龍一氏は元NHKのワシントン特派員。
911テロやイラク戦争の際に連日ワシントンからリポートし、
妙な抑揚のついた語り口が印象的だったあの人だ。

先月たまたま手嶋氏が出演していたラジオを聴き、インテリジェンス
(諜報)という自分にはあまり馴染みの無い話をしていた。

手嶋氏は世界中のインテリジェンスが集まるであろうワシントンにて
日本の国策放送の支局長を勤めた人物だから、様々な情報を
持っているのであろう。

ラジオでは、ロシア政府がJR北海道を買収するという噂があるといった
少し仰天的な情報を公開していて、氏の著作を興味本位で読んでみたく
なった。

この「ウルトラダラー」は小説として、フィクションとされているが、
手嶋氏のキャリアを考えれば、実際に各国を始めとする様々な諜報機関に
出回っているインテリジェンスを拾い、かなり事実に近い話を、諜報である
が故に一般公開するにあたって小説というオブラートに包んでいるようだ。

物語は小説上の某国家による精巧な偽ドル紙幣造りの実態を告発する内容で、
始めは30年前に町工場の印刷職人が突然失踪する事件に始まり、
会社に過小評価しかされない半導体技術者による彼の国への技術漏洩事件、
輸出禁止物の密輸事件、外交官による背信行為などなど、普段ニュースなんかで
実際に時々目にするひとつひとつの事件が全て壮大な通貨偽造事件へ繋がって行く。

更にはその偽造紙幣が長距離ミサイルの購入に使用され、我が国に対しての
脅威へと繋がって行くのだが、実はそれらの一見、スケールの大きな事件も
某国家や我が国をひとつの駒とする超大国同士の思惑により引き起こされていた、、、

これは、事実だろう。 あまりにもリアルすぎる。

何気ない小さな事件を一つ一つ結び付けて行けば、その裏には超大国という
フィクサーが浮かび上がって来る。 

この小説「ウルトラダラー」が新刊として発行されたのは2006年の事。
最近になって文庫化されたこの本の解説には、「日々のニュースが
この物語を追いかけている」と記されている。

なるほど。 IRA指導者の偽札流通による逮捕や、アメリカによる
「スーパーノート」への警戒処置など、本書が発行される前後に起きた
出来事は、この物語で既に予知されていたような事だ。

読んでいて特に気になったのは、小説上の官房副長官が某国家との
外交資料を探したものの見当たらず、実は外交記録が担当した
当時の外交官の意図で記されていなかった、というくだり。

外交に責任を持つべき外交官が、こともあろうか外交失敗の責任を
逃れる為に、やがて国の歴史に関わって来るであろう外交記録を
私的な威厳保持や利益の為に隠蔽してしまうという恐ろしさ。
現実がそうであるとすれば、なんか読んでて悲しくなって来た。

そういえば小泉政権時に行われた日朝交渉で、水面下で交渉にあたり
友好条約締結を優先するあまり、功を焦ったのか拉致被害者を
蔑ろにして非難を受けた外交官がいたよな、、、
 
あくまで小説上の話なんだけど、各国がインテリジェンスに凌ぎを削り
外交を優位に進める為に躍起になっているさなか、我が国では官僚や
政治家が私利私欲を満たす為に貴重なインテリジェンスを食い物に
しているのだろうか、、、

最近すっかり読書などしなくなっていたけど、久しぶりに読んだこの小説は
面白かった。 ちょっと登場人物の設定がわざとらしかったり、
事件の本題に入るのにまわりくどい部分があったりしたけど、
夕べから、このブログを書く直前までにほぼ一気に読めてしまった、、、

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amazon  ウルトラ・ダラー (新潮文庫 て 1-5)


この記事を書いている途中で群発地震を感じ、地震速報へシフト
した為に少し更新時間が遅くなってしまったのは予定外だったけど、、、




今日の夕食:地震のせいで忘れた チャーハンだったかな?
今日のパチンコ:行ってない



今日の1曲:Far France/addict

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?i=272953025&id=272952999&s=143462
      
メンバー全員が20歳という若いバンド。
UKならゴロゴロしてそうだけど、日本で
こんな勢いのある演奏するバンドはそうそういない。

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You Tube
http://www.youtube.com/watch?v=hxZipFrljWI

amazon
LOVE~Live at SHIMOKITAZAWA SHELTER~


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Chasing Pavements [音楽・読書]

今日の1曲:Adele/Chasing Pavements

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?i=272874511&id=272874421&s=143462

英国音楽シーンで期待の大型新人との呼び声も高い彼女。
威風堂々とした歌い方や曲の雰囲気はベテランっぽくも聞こえるけど、
実はまだ19歳というのだから早熟感も否めない。

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この曲、1月頃にこのブログでレビューしようとしたんだけど、
当時は日本のITSにアップされてなかった為に断念した。

最近ラジオでも頻繁にオンエアされるようになり、満を持して国内ITSに
登場したようだ。

どことなく悲壮感の漂うこの曲。 つーか"Chasing Pavements"って
どういう意味よ??? とタイトル見た時は思ったが、サビの

 ”should i give up, or should i just keep chasing pavements"

というフレーズを聴いて、なんとなく言いたい事はわかった。
うーん、19歳なのに奥の深いフレーズを歌うなぁ。
いや、19歳だから " give up or keep chasing "なのか?

残念ながらこのフレーズ以外は耳に馴染まなかったので、
曲全体の本当の意味はよくわからんままだったが、
PV見たら余計に分からなくなってしまった。

~You Tube~
http://www.youtube.com/watch?v=soLlNubWltI&feature=related

このPV、シュールだな。 
交通事故に遭って車から放り出され、舗道(pavements)に横たわるカップル。
残念ながらシリアスな状況らしく、ピクリとも動かない2人。
やがて警官やらレスキューが慌ただしく駆けつける中、(恐らく夢の中で)
舗道でダンスする、幸せそうな2人のシーン。
Adeleのもの悲しげな唄声が空しく響き渡る。

思わず2度観てしまいました、、、


amazon.co.jp
Chasing Pavements


今日の夕食:牡蛎フライ、昆布の煮物、みそ汁


今日のパチンコ:マイナス20K (リンかけ−5K、新北斗のユリアのやつ−15K)
 
 北斗の最新台が空いていたので思わず座ってしまった。
 RTは無いらしく、その分ボーナス確率は設定1でも1/180程度の甘スペック。
 隣りの兄ちゃんが中押ししてたので、真似して青バー狙って中、右、左と
 打っていたら、右リールにリプ否定したので左にチェリー狙うと2チェが出た。
 良く当たるもののバケばかりで、飲まれては投資の繰り返し。
 せめて半分でもビッグだったら1箱持って帰れたのにな。
 でも、やっぱ北斗といえば2チェだよな。 あの瞬間がたまらん。
 

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ブログ連動 iMix公開 [音楽・読書]

iTuens StoreにはiMixという機能がある。
要はiTuensで作成した自分のプレイリストを他人に公開するというもの。

ITSで販売している曲しかアップ出来ないけども、まあ、自分の
選曲センスをひけらかしたい人向けの機能とでも言うんだろうか。

折角だから、このブログでレビューした曲を更新順に並べて
iMixにアップしてみた。

↓ブログDay's 2007年11月、12月レビュー分
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewIMix?id=273857041&s=143462

↓ブログDay's 2008年1月レビュー分
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewIMix?id=273857091&s=143462

元々、並べてみる事なんて考えずに、思いつきで曲を取り上げて来たので、
なんとも一貫性の無いプレイリストになってしまった。
でも、明日から通勤用にiPodに入れて聴いてみようっと。


今日の夕食:高野豆腐と椎茸の煮物、茶碗蒸し、みそ汁

今日のパチンコ:マイナス25K(戦国無双−25K)
        またやっちまった。 戦国のイベントでボーナス確率1/190の
        台が空いたので、履歴を見たら復活ラッシュも2度引いていた
        ので、高設定っぽいと思い突っ込みまくってしまった。
        よくよく考えたら戦国ってボーナスに設定格差無いんだっけ?
        結局引いたのはラッシュ入らないバケ1回のみ。
        あとはひたすらハマってしまった。 今月はまだ70K浮いている
        けど、なんとも精神的にダメージのでかい負け方だった。


今日の1曲:はっぴいえんど/風をあつめて

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?i=270865660&id=270865529&s=143462

いわずもがな1971年発表の日本語ロックの金字塔「風待ろまん」に収録。
昔から自分のカラオケ・レパートリーの上位曲でもある。
グループサウンズ全盛の時代に、こんな詩的な歌詞を書いた松本隆は
天才というより他無い。 同じ収録曲の「はいからはくち」なんて、
ハイカラな白痴が肺から血を吐いちゃうんだから。

↓Amazon.co.jp
風街ろまん


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多摩蘭坂を下って国立に行こうか [音楽・読書]

今日の1曲:RCサクセション/多摩蘭坂

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?i=76123703&id=76123693&s=143462

RCサクセションの81年発表の名曲・多摩蘭坂は実在し、国立市と
国分寺市のちょうど市境付近にある。 
この坂付近に忌野清志郎が住んでいたらしく、以前に紹介した
スミスのサルフォード・ラッズ&ヤング・クラブやビートルズの
アビーロード前横断歩道のように聖地化され、訪れるファンも多い。

今日は仕事が早く終わり、その帰り道に東八道路を府中方面へ向かい
クルマを走らせている時、ふとした拍子に多摩蘭坂の事を思い出した。
いつもなら天文台を左折するのだが、衝動的に直進し10数年振りに
多摩蘭坂を訪れた。

正確には、数年前にも府中街道を走っている時にこの坂を思い出し、
来た事があるけど、その時はクルマで通過しただけ。
実際に自分の足でこの坂を歩いたのは、10年以上前に電車でわざわざ
訪れて以来だ。 

当時は坂沿いにあった石垣にファンの寄せ書き(落書き?)がビッシリと
書かれ、その中の1つに「坂の途中で立ち止まっているのは君だけじゃない」
という落書きをみつけ、たった1人で訪れた自分は何故か感動してしまった。

しかし、今日久しぶりに訪れてみたら、その石垣は無くなっていた。
下の写真の右側の建物あたりに石垣はあった。
因に清志郎が住んでいたのは右側の路地を入った所らしい。

多摩蘭坂の由来は、その昔ここを通学路にしていた一橋大の学生が、
「たまらん、たまらん」とほざいた事から名付けられたらしいが、
実際はそんなにキツい坂でもないので、何がたまらんのか理解に苦しむ。

道標には「たまらん坂」と記されており、「多摩蘭坂」は清志郎の
当て字かと思われたが、付近のバス停を始め、いろいろなところに
多摩蘭坂の表記があり、こちらの方が一般的になっているようだ。

坂の上り方面に向かって左側のブロックに、昔の落書きが残っていた。



このブログが無かったら、恐らくクルマで通ることはあっても、
降りて散策したり写真を撮ったりする事は無かったと思うが、
おかげさまで、通勤経路という思いっきり日常的な行動の最中に
ノスタルジックな気分を味わう事が出来た。

今日の2曲目:RCサクセション/ぼくの自転車のうしろに乗りなよ

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?i=78818824&id=78818832&s=143462

この坂を彼女と二人乗りして国立へ向かう清志郎の姿を思い浮かべた。



今日の夕食:回転寿し、あさりのみそ汁

今日のパチンコ:プラス1K(マジカルハロウィン−4K、シェイク+5K)
        月初めの強力イベントに参戦したが、大抵こういう日は
        客が多くて思う様に立ち回れず、やっと空いたBig25回の
        マジカルに座るもバケに泣かされ、閉店1時間前に空いた
        シェイクの高設定台を打っても思う様に出玉が伸びず、
        トータルでプラスになったところで流してやめた。


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ロジャニコ40年振りの2ndアルバム [音楽・読書]


今日の1曲:Roger Nichols & The Small Circle Of Friends/Always You

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?i=269677475&id=269676237&s=143462

ロジャニコっすよ!! 懐かしい。 
60年代USソフトロック路線の代表格なんて言われているけど、
実際は60年代にバンド名がタイトルの1stアルバムをたった1枚リリース
したきりで、それも廃盤となり長年埋もれてしまっていたこの名盤を、
ピチカートファイブだのが掘り起こし、90年代前半に起きた「渋谷系」
なんていうムーブメントでは再評価どころか神格化されていた。

実際、自分もその渋谷系ブームの時にロジャニコを知りハマった一人
だけど、何しろソースはこの1枚だけだし、もっと聴きたいという
欲求はロジャニコが曲提供したカーペンターズへと向かい、世も同調
してくれたのか、カーペンターズ・ブーム再燃へと繋がって行った。

そんな思い出も忘れかけていた頃に、降って湧いたような2ndアルバム
「Full Circle」リリースのニュース。 

 

渋谷系の頃に前述の様なロジャニコ供給不足に辻褄を合わせるように、
ロジャー・ニコルズ ソロ名義で企画盤「Be Gentle With My Heart」
が発売され、フリッパーズ・ギターの元メンバーにライナー・ノーツを
書かせたりファンを煽るだけ煽っておいて、内容は時代に迎合させる
ようなアレンジばかりで、少し的外れな1枚だった。

ともすれば企画盤の空振りをまた味わってしまうのだろうか? 
いきなりアルバム買いをせずに1曲ずつ慎重に試聴してゆくと、
そんな杞憂を吹き飛ばすようなロジャニコ・ハーモニーのラッシュ。
特に9曲目の今回の表題曲「Always You」を聴いた時には、1stの
1曲目「Don't Take Your Time」冒頭のピチカート奏法を初めて
聴いた時に、なぜか涙が出そうになった、あの感覚がよみがえった。

これは、まさに渋谷系当時にみんなが聴きたかったロジャニコの続編。
ジャケットも60年代当時の若かりし頃のメンバー・ショット。
(ITSで全曲落としたが、パッケージでも買うつもり)
あまり資料が無いのでよく解らないけど、恐らく新録音っぽいのに、
40年のブランクを感じさせないハーモニー。
渋谷系の当時じゃなく、今頃になってリリースする心憎さ。
リリースされたのは年末だけど、早くも今年のベスト候補に出会えた。

↓渋谷系のマスト・アンセムだった68年発表の1stアルバム

~amazon~
http://www.amazon.co.jp/Roger-Nichols-Small-Circle-Friends/dp/B0006U8DQM/ref=cm_lmf_tit_2_rdssss2

~You Tube~(アナログ盤回してるだけの動画)
http://www.youtube.com/watch?v=pNos5dhZ3K4


今日の夕食:イカ焼き、ニラ玉子、みそ汁

今日のパチンコ:お休み


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iPod課金って何ぞや? [音楽・読書]

JASRACなど著作権者側の団体が「文化を守るため」という理念を発表し、
現在の著作権法では対象となっていないiPodやPC、HDD、携帯電話等にも
著作権料を課金出来るよう、政策提言等を行い求めて行くという。

ソース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/15/news117.html

たまたま見たニュースから思う事で、この件に関しては特にソースの
記事に書かれている以上の見識は自分には無いのだけど、
ミュージック・プレーヤーのiPodはともかくとして、音楽や動画等の
著作物の取り扱い以外の様々な用途にも使用するPCやHDD、携帯電話に
まで著作権料を課金するっていうのは、なんか納得がいかない。

つーか最近ようやく携帯を持ち、やっとメールの開き方を覚えたばかりで、
音楽をDLして再生するなんてとても縁遠いウチの母親にまで課金する
ということなのだから、納得なんかゆくはずがない。

この問題は根底に著作物をコピーされることに対しての著作権者の保護
というのがあるのだろうが、それならばiPodにしたって正確にはただの
再生機だからiPodそのものでコピーできるわけじゃない。

それに、コンテンツを購入する際には既に著作権料が含まれている
はずなのに、ハード機器にまで課金されたら二重取りになるし、
コピーされる事を前提に課金するというのなら、CD屋やITSなどで正式に
対価を支払い著作物を入手する大凡の購入者に対して失礼な話だ。

PCからiPodへのコピーは、単に個人で楽しむ為に再生機へ移している
だけなのだから、そんなことにまで著作権を振りかざされたらユーザーは
たまったもんじゃない。 

もっとも、自分だって10代の頃は友達とかにレコードやテープを借りて
ダビングして音楽を聴いていたけど、本当に気に入ったレコードは
少ない小遣いやアルバイト代から捻出して購入していた。

現在の様にネットで簡単に試聴できるわけじゃ無かったから、友達同士
でレコードを貸し借りするのも貴重な音楽体験であり、その体験が
きっかけとなって自分などはその後3000枚もCDを購入する音楽ファン
になったわけだし、著作権が文化を守ると主張するのならば、
ダビングして音楽を聴くことも、それもまた文化であったと思う。

それに、著作権団体が主張する文化を守るというのも、ひねた見方をすれば
団体の既得権益を守るための楯に文化という言葉を用いているだけのような
気もするし、コンテンツ毎の徴収ならともかく、ハード機器に課金する
著作権料はどういう形で、どの著作者に支払われるのだろうか。 

前回の音楽レビューでレディオヘッドが購入者が価格を決めるという形で、
レコード会社を通さずに新作をネット販売したという記事を書いたが、
自分は結局ITSで販売価格が設定されてから購入をしたものの、
感動を与えてくれたアーティストに対して販売価格を払うのとは別に、
リスペクトもしっかりと払っているつもりだ。 

既得権益者たちも単なる中間搾取に固執せずに、iPodや携帯電話など
の新しいハード機器が、音楽媒体等の普及に貢献していることを
少しはリスペクトし、我々が音楽を聴く自由を制限して欲しくない。

なんか纏まりがなくなってきたけど、このニュースは自分にとっては
興味があるので、もう少しいろいろと調べてみたいと思う。

今日の夕食:さばの味噌煮、みそ汁
昨日の夕食:もつ鍋、刺身、ビール(外食)

今日のパチンコ:プラス7K (シェイク+2K、戦国無双+5K)
昨日のパチンコ:お休み

今日の1曲:Lily Allen/Everythings Just Wonderful

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?playlistId=162937701&s=143462&i=162937831

この人もAモンキーズ同様、ネット配信がきっかけで
ブレイクした一人。 英国じゃプロモーターとしての
レコード会社の役割って終わってんのかね。


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Salford Lads Clubがリニューアル? [音楽・読書]

行ってみたいとこ、その2

英国マンチェスターのSalford Lads Club
マニアな人は写真見ただけで何の建物だかすぐ分かる。
なんでこの建物がマニアに知られているかと言うと、
↓この写真で有名な場所だからだ。

〜The Smiths〜 80年代の英国ロックシーンを代表するバンド。
一昨年あたりに20年振りに英国のトップチャートへ返り咲き、
話題を集めたモリッシーがフロントマンを務めたバンドだ。
このブログでも何かに付け名前を出しているのだが、未だに
自分が敬愛してやまないバンドでもある。

このスミスの代表作のひとつ「Queen Is Dead」のインナースリーブに
収められていた写真がSalford Lads Club前でのメンバー・ショット。
その後も「Stop Me」のPVにて登場したり、スミスにとってはゆかりの深い
建物で、ファンにとっては聖地のような場所であり、現在でも訪れる人は多い。

この建物は1903年に建造され1904年に「Scouting for Boys」の著者
ロバート・ベーデン=パウエル(ボーイスカウトの創始者)によって開設された。
上の建物の写真には「From Baden-Powell To Morrissey」と横断幕が
掲げられている。

当然、自分も死ぬまでに一度は訪れてみたいのだが、昨日のニュースで
建物の老朽化が激しく、リニューアルの計画があるという話。
どういう建物に生まれ変わるのか分からないけど、少し急がないと
現存の建物を拝むことが出来なくなりそうなので、女房に交渉しようと思う。

今日の一曲:もちろん The Smiths/Queen Is Dead

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?playlistId=35872212&s=143462&i=35872217

残念ながら日本のITSには表題のアルバムは配信されていないので、
とりあえずLiveアルバム「Rank」に収録された同曲。

↓先日のマーク・ロンソンと被るけど、「Stop Me」のPV
http://www.youtube.com/watch?v=yx6dHmYD6c8

今日の夕食:玉子焼き、こぶ巻き、みそ汁
今日のパチンコ:+19K (シェイク・リンかけ)
        本年度の打ち始め。 シェイクの高設定台を拾うも、バケに偏り
        結局トントン。 その後リンかけのおいしい台を拾って
        サクッと同色ビッグ4連チャンで勝負あり。 幸先がいい。


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65歳のマッカートニー卿 [音楽・読書]

年末にかけて07年のお気に入りをレビューしてきたが、すごいの忘れてた。

今日の1曲:Paul McCartney/Dance Tonight

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?playlistId=256271891&s=143462&i=256271893

表題曲が収録されているアルバム「Memory almost full」はポールだから
こその賛否両論だが、自分には「Dance Tonight」1曲で充分ベストだ。

アルバムとしても、ビートルズ、ウイングス、そしてソロ時代とそれぞれ
のポールの音がギッシリ詰め込まれてて、スケール感こそあまりないけど、
集大成といってもいい内容。 大袈裟に言えば、このアルバムの収録曲が
45年のキャリアでのヒット曲で、今回はそのベスト全集ですと言っても、
ポールじゃなきゃ全然あり得るくらいの秀曲揃いだ。

皮肉な事にポールの64歳のバレンタインにはリンダは他界し、ヘザーとも離婚し、
さらに旧友のジョンとジョージもこの世にはいなかった。
「When I'm 64」で唄われたような事がポールの理想かどうかはともかく、
あれだけの富と名声を持った人なのに、何か哀れに感じてしまった。

でも65歳になったポールには、全く枯れることのない才能がある。
アルバム全体がいろんな時代のポールにアプローチしているのに対して、
1曲目の「Dance Tonight」だけはポールの現在の音のような気がする。
シンプルなコード進行に簡素な歌詞。 最初に聴いた時は、
イントロから始終響くバスドラだけでワクワクしてしまった。

↓PVではマンドリンを弾きながら幽霊と楽しそうに踊る
マッカートニー卿(65)のお姿が拝見できますぜ。 

http://www.youtube.com/watch?v=xTNXrkBSp_o

今日の夕食:おせちと雑煮、ビール
今日のパチンコ:お休み


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くだけかぼちゃの再結成 [音楽・読書]

今日の一曲:Smashing Pumpkins/Doomsday Clock

~iTunes Store~
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?playlistId=258931677&s=143462&i=258931679

自分としては2007年の重大なサプライズだったスマパンの再結成。
Zwanが解散してから3年以上経つので、そろそろビリー・コーガンの
ニュー・プロジェクトのニュースでも出てくるかな?と思ってたら、
スマパンの7年振りの再結成とは。 しかも再結成理由が「金の為」なんて
ジョニー・ロットンを彷彿させるようなナイス・コメントまで吐き出した。

ところがメンバーが発表されると、予想どおりイハ(Gu)もダーシー(Ba)もおらず、
ビリー(Vo)とジミー・チェンバレン(Dr)のZwan組2人のみだった。
(ライヴではギターとベースのメンバーが追加された)
思えば、ビリーにあれだけコケにされたイハと、ジミチェン復帰で揉めて
脱退したダーシーが、そう簡単に再結成話にノるはずもない。
オリジナル・メンバーでの復活なんてThe Smithsの再結成くらいありえない。

でも、イハとダーシーには申し訳ないが、ビリーとジミチェンの2人で十分
スマパンだった。 
ジミチェンがドラッグで解雇され、ビリーとイハ、ダーシーの3人でのアルバム
「Adore」は正直、物足りなかったけど、その後のジミチェンが復帰して
ダーシーが抜けた「Machina」の1曲目「Everlasting Gaze」のドラムを
聴いた瞬間は本当に鳥肌がたった。 
そして、今回の表題曲でも「Everlasting Gaze」と同様の感覚を得た。


↑ 2000年の冬、アメリカに旅行した際、フラッと立ち寄ったCD屋で
「Machina」を購入し、さっそく車のプレーヤーで「Everlasting Gaze」
を大音響で轟かせながらインターステートを快走した。
しかし、それから間もなく、スマパンの解散が発表された。

今日のパチンコ:狙い台が無かったので打たずに撤収
今日の夕食:照り焼きチキン、みそ汁


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