SSブログ

iPod課金って何ぞや? [音楽・読書]

JASRACなど著作権者側の団体が「文化を守るため」という理念を発表し、
現在の著作権法では対象となっていないiPodやPC、HDD、携帯電話等にも
著作権料を課金出来るよう、政策提言等を行い求めて行くという。

ソース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/15/news117.html

たまたま見たニュースから思う事で、この件に関しては特にソースの
記事に書かれている以上の見識は自分には無いのだけど、
ミュージック・プレーヤーのiPodはともかくとして、音楽や動画等の
著作物の取り扱い以外の様々な用途にも使用するPCやHDD、携帯電話に
まで著作権料を課金するっていうのは、なんか納得がいかない。

つーか最近ようやく携帯を持ち、やっとメールの開き方を覚えたばかりで、
音楽をDLして再生するなんてとても縁遠いウチの母親にまで課金する
ということなのだから、納得なんかゆくはずがない。

この問題は根底に著作物をコピーされることに対しての著作権者の保護
というのがあるのだろうが、それならばiPodにしたって正確にはただの
再生機だからiPodそのものでコピーできるわけじゃない。

それに、コンテンツを購入する際には既に著作権料が含まれている
はずなのに、ハード機器にまで課金されたら二重取りになるし、
コピーされる事を前提に課金するというのなら、CD屋やITSなどで正式に
対価を支払い著作物を入手する大凡の購入者に対して失礼な話だ。

PCからiPodへのコピーは、単に個人で楽しむ為に再生機へ移している
だけなのだから、そんなことにまで著作権を振りかざされたらユーザーは
たまったもんじゃない。 

もっとも、自分だって10代の頃は友達とかにレコードやテープを借りて
ダビングして音楽を聴いていたけど、本当に気に入ったレコードは
少ない小遣いやアルバイト代から捻出して購入していた。

現在の様にネットで簡単に試聴できるわけじゃ無かったから、友達同士
でレコードを貸し借りするのも貴重な音楽体験であり、その体験が
きっかけとなって自分などはその後3000枚もCDを購入する音楽ファン
になったわけだし、著作権が文化を守ると主張するのならば、
ダビングして音楽を聴くことも、それもまた文化であったと思う。

それに、著作権団体が主張する文化を守るというのも、ひねた見方をすれば
団体の既得権益を守るための楯に文化という言葉を用いているだけのような
気もするし、コンテンツ毎の徴収ならともかく、ハード機器に課金する
著作権料はどういう形で、どの著作者に支払われるのだろうか。 

前回の音楽レビューでレディオヘッドが購入者が価格を決めるという形で、
レコード会社を通さずに新作をネット販売したという記事を書いたが、
自分は結局ITSで販売価格が設定されてから購入をしたものの、
感動を与えてくれたアーティストに対して販売価格を払うのとは別に、
リスペクトもしっかりと払っているつもりだ。 

既得権益者たちも単なる中間搾取に固執せずに、iPodや携帯電話など
の新しいハード機器が、音楽媒体等の普及に貢献していることを
少しはリスペクトし、我々が音楽を聴く自由を制限して欲しくない。

なんか纏まりがなくなってきたけど、このニュースは自分にとっては
興味があるので、もう少しいろいろと調べてみたいと思う。

今日の夕食:さばの味噌煮、みそ汁
昨日の夕食:もつ鍋、刺身、ビール(外食)

今日のパチンコ:プラス7K (シェイク+2K、戦国無双+5K)
昨日のパチンコ:お休み

今日の1曲:Lily Allen/Everythings Just Wonderful

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?playlistId=162937701&s=143462&i=162937831

この人もAモンキーズ同様、ネット配信がきっかけで
ブレイクした一人。 英国じゃプロモーターとしての
レコード会社の役割って終わってんのかね。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。