65歳のマッカートニー卿 [音楽・読書]
年末にかけて07年のお気に入りをレビューしてきたが、すごいの忘れてた。
今日の1曲:Paul McCartney/Dance Tonight
表題曲が収録されているアルバム「Memory almost full」はポールだから
こその賛否両論だが、自分には「Dance Tonight」1曲で充分ベストだ。
アルバムとしても、ビートルズ、ウイングス、そしてソロ時代とそれぞれ
のポールの音がギッシリ詰め込まれてて、スケール感こそあまりないけど、
集大成といってもいい内容。 大袈裟に言えば、このアルバムの収録曲が
45年のキャリアでのヒット曲で、今回はそのベスト全集ですと言っても、
ポールじゃなきゃ全然あり得るくらいの秀曲揃いだ。
皮肉な事にポールの64歳のバレンタインにはリンダは他界し、ヘザーとも離婚し、
さらに旧友のジョンとジョージもこの世にはいなかった。
「When I'm 64」で唄われたような事がポールの理想かどうかはともかく、
あれだけの富と名声を持った人なのに、何か哀れに感じてしまった。
でも65歳になったポールには、全く枯れることのない才能がある。
アルバム全体がいろんな時代のポールにアプローチしているのに対して、
1曲目の「Dance Tonight」だけはポールの現在の音のような気がする。
シンプルなコード進行に簡素な歌詞。 最初に聴いた時は、
イントロから始終響くバスドラだけでワクワクしてしまった。
↓PVではマンドリンを弾きながら幽霊と楽しそうに踊る
マッカートニー卿(65)のお姿が拝見できますぜ。
http://www.youtube.com/watch?v=xTNXrkBSp_o
今日の夕食:おせちと雑煮、ビール
今日のパチンコ:お休み
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