That's How People Grow Up [音楽・読書]
2008年のベストソング
Morrissey/That's How People Grow Up
http://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?i=272037860&id=272037859&s=143462
年末には、その年に聴いた曲の中で、どれが自分にとってのベストソング
かを考えるのを毎年楽しみにしているのだが、2008年もお気に入り曲が
いっぱいありすぎて、どれをベストにするかとても悩んだ。
コールドプレイも良かったし、M.I.Aはヘビーローテーションしまくったし、
ダフィもいいし、ロジャニコも良かったし、アデルも、ヘメルも、レディへ
もオアシスも、邦ものでいえばカプセルもパフュームも聴き倒した。
そんな中、私が2008年のベストソングに選んだのは記事の表題にした
「That's How People Grow Up」
唄ってるのは、↓このおっさん。
この人、モリッシーは日本ではあまり知名度は高く無いけど、
英国では超の付く有名歌手で、ロック好きの辞書には必ず
アンダーラインが引いてある(はず)の "The Smiths"というバンドの
フロントマンを務めた人だ。
The Smiths(ザ・スミス)は80年代に英国で人気があったバンド。
実はこのブログでも時々登場させているのだけど、言うまでもなく
私はこの人とスミスの大ファンだ。
You Tubeより
http://jp.youtube.com/watch?v=p2hWIAKAGj0
↑埋め込み出来なかったので、ご覧の際は新規ウィンドウでどうぞ
普通の人ならこの動画に凄い違和感を覚えると思う。
50も近いおっさんにハグされたいが為にステージによじ登る
観客たち。 何でこのおっさんはこんな人気があるのか?
前述のとおりスミスは80年代に登場したロックバンドだが、
当時の英国はネオリベラルを標榜としたサッチャー政権下で、
改革の名のもとにワーキングクラスは締め付けられ、街中が
失業者で溢れてかえっていた。
そんな中、自身も失業者で引き蘢りニートだったモリッシーは、
スミスを結成し、弱々しいくせにどこか反抗的な曲を作り続け、
当時の似た様な境遇にあった若者にカリスマ的な人気を誇った。
↑The Smiths (黒ブチメガネがモリッシー)
当時の日本はバブルに向かってまっしぐらの時期だったので、
そんな負け組感覚は受け入れられるはずもなく、
この時期に日本でスミスのファンだったのは、おもいっきり
マイノリティな洋楽オタクぐらいだったと思う。
その後、支持率の低下に悩んだサッチャー政権はリフレに転じ、
英国経済は回復するのだが、それと時を同じくしてスミスは解散した。
ソロになったモリッシーは最初こそ順調にヒットを飛ばしたが、
90年代など過去の人扱いされるようになり、ここ数年になって
モリッシーにリスペクトを持つ次世代バンドたちの影響により
見事に英国で復活を遂げた。
それは、時あたかも世界的な金融不安が叫ばれた時代であったのは
きっと偶然なんだろうけど、80年代の英国の状況を今日の日本の
状況に照らし合わせると、小林多喜二に共鳴する感覚でスミスを
再評価する若者が出て来ても不自然じゃないのだろうな。
ファンにとっては嬉しいけど。
そんなわけで「That's How People Grow Up」ということで。
amazon.co.jp
リングリーダー・オブ・ザ・トーメンターズ
Greatest Hits
Morrissey/That's How People Grow Up
http://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?i=272037860&id=272037859&s=143462
年末には、その年に聴いた曲の中で、どれが自分にとってのベストソング
かを考えるのを毎年楽しみにしているのだが、2008年もお気に入り曲が
いっぱいありすぎて、どれをベストにするかとても悩んだ。
コールドプレイも良かったし、M.I.Aはヘビーローテーションしまくったし、
ダフィもいいし、ロジャニコも良かったし、アデルも、ヘメルも、レディへ
もオアシスも、邦ものでいえばカプセルもパフュームも聴き倒した。
そんな中、私が2008年のベストソングに選んだのは記事の表題にした
「That's How People Grow Up」
唄ってるのは、↓このおっさん。
この人、モリッシーは日本ではあまり知名度は高く無いけど、
英国では超の付く有名歌手で、ロック好きの辞書には必ず
アンダーラインが引いてある(はず)の "The Smiths"というバンドの
フロントマンを務めた人だ。
The Smiths(ザ・スミス)は80年代に英国で人気があったバンド。
実はこのブログでも時々登場させているのだけど、言うまでもなく
私はこの人とスミスの大ファンだ。
You Tubeより
http://jp.youtube.com/watch?v=p2hWIAKAGj0
↑埋め込み出来なかったので、ご覧の際は新規ウィンドウでどうぞ
普通の人ならこの動画に凄い違和感を覚えると思う。
50も近いおっさんにハグされたいが為にステージによじ登る
観客たち。 何でこのおっさんはこんな人気があるのか?
前述のとおりスミスは80年代に登場したロックバンドだが、
当時の英国はネオリベラルを標榜としたサッチャー政権下で、
改革の名のもとにワーキングクラスは締め付けられ、街中が
失業者で溢れてかえっていた。
そんな中、自身も失業者で引き蘢りニートだったモリッシーは、
スミスを結成し、弱々しいくせにどこか反抗的な曲を作り続け、
当時の似た様な境遇にあった若者にカリスマ的な人気を誇った。
↑The Smiths (黒ブチメガネがモリッシー)
当時の日本はバブルに向かってまっしぐらの時期だったので、
そんな負け組感覚は受け入れられるはずもなく、
この時期に日本でスミスのファンだったのは、おもいっきり
マイノリティな洋楽オタクぐらいだったと思う。
その後、支持率の低下に悩んだサッチャー政権はリフレに転じ、
英国経済は回復するのだが、それと時を同じくしてスミスは解散した。
ソロになったモリッシーは最初こそ順調にヒットを飛ばしたが、
90年代など過去の人扱いされるようになり、ここ数年になって
モリッシーにリスペクトを持つ次世代バンドたちの影響により
見事に英国で復活を遂げた。
それは、時あたかも世界的な金融不安が叫ばれた時代であったのは
きっと偶然なんだろうけど、80年代の英国の状況を今日の日本の
状況に照らし合わせると、小林多喜二に共鳴する感覚でスミスを
再評価する若者が出て来ても不自然じゃないのだろうな。
ファンにとっては嬉しいけど。
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リングリーダー・オブ・ザ・トーメンターズ
Greatest Hits
新年のお喜びを申し上げます
昨年は大変お世話になりましたが
今年も変わらぬお付き合いの程
宜しくお願いいたします
ランキング、広告がある場合はは今年も喜んで
ポチッと押させて頂きますのだ!
by yamagatn (2009-01-01 06:21)
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
by kotarobs (2009-01-01 09:06)
明けてしまいました♪
今年も宜しくお願い致します (人-)
by ダー (2009-01-01 18:43)
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
by パルの大冒険 (2009-01-02 10:17)
明けましてオメデトウございます!
昨年はアリガトウございました!今年もどうぞ宜しくお願い致します。
by shin (2009-01-02 11:42)
こんにちは お正月をいかがお過しでしょうか?
何か良い初夢を見ることが出来たでしょうか?
広告、ランキングがある場合は
喜んで協力クリックさせて頂きます
by yamagatn (2009-01-02 16:27)
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
(*^_^*)
by エイジ (2009-01-04 12:40)
>>All
今年もよろしくお願いします。
by kiyotime (2009-01-08 22:17)